享保から天明、ここは大坂・道頓堀。
操浄瑠璃(文楽)、竹本座の立作者、近松半二の生涯を描く。
あほぼんは今を生きる。
赤気(オーロラ)は三千世界を開眼させた。
それは”この世は虚実の渦”となって。
当時の男衆社会を斬りフェミニズムを語る浄瑠璃。
豊竹呂太夫の解説は熱き。
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渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 単行本 – 2019/3/11
大島 真寿美
(著)
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第161回直木賞受賞作。
選考委員激賞!
虚構と現実が反転する恐ろしさまで描き切った傑作! ──桐野夏生氏
いくつもの人生が渦を巻き、響き合って、小説宇宙を作り上げている。──髙村薫氏
虚実の渦を作り出した、もう一人の近松がいた──
「妹背山婦女庭訓」や「本朝廿四孝」などを生んだ
人形浄瑠璃作者、近松半二の生涯を描いた比類なき名作!
江戸時代、芝居小屋が立ち並ぶ大坂・道頓堀。
大阪の儒学者・穂積以貫の次男として生まれた成章(のちの半二)。
末楽しみな賢い子供だったが、浄瑠璃好きの父に手をひかれて、竹本座に通い出してから、浄瑠璃の魅力に取り付かれる。
父からもらった近松門左衛門の硯に導かれるように物書きの世界に入ったが、
弟弟子に先を越され、人形遣いからは何度も書き直しをさせられ、それでも書かずにはおられなかった……。
著者の長年のテーマ「物語はどこから生まれてくるのか」が、義太夫の如き「語り」にのって、見事に結晶した奇蹟の芸術小説。
筆の先から墨がしたたる。
やがて、わしが文字になって溶けていく──
選考委員激賞!
虚構と現実が反転する恐ろしさまで描き切った傑作! ──桐野夏生氏
いくつもの人生が渦を巻き、響き合って、小説宇宙を作り上げている。──髙村薫氏
虚実の渦を作り出した、もう一人の近松がいた──
「妹背山婦女庭訓」や「本朝廿四孝」などを生んだ
人形浄瑠璃作者、近松半二の生涯を描いた比類なき名作!
江戸時代、芝居小屋が立ち並ぶ大坂・道頓堀。
大阪の儒学者・穂積以貫の次男として生まれた成章(のちの半二)。
末楽しみな賢い子供だったが、浄瑠璃好きの父に手をひかれて、竹本座に通い出してから、浄瑠璃の魅力に取り付かれる。
父からもらった近松門左衛門の硯に導かれるように物書きの世界に入ったが、
弟弟子に先を越され、人形遣いからは何度も書き直しをさせられ、それでも書かずにはおられなかった……。
著者の長年のテーマ「物語はどこから生まれてくるのか」が、義太夫の如き「語り」にのって、見事に結晶した奇蹟の芸術小説。
筆の先から墨がしたたる。
やがて、わしが文字になって溶けていく──
- 本の長さ361ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2019/3/11
- 寸法13.4 x 2.2 x 19.2 cm
- ISBN-104163909877
- ISBN-13978-4163909875
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2019/3/11)
- 発売日 : 2019/3/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 361ページ
- ISBN-10 : 4163909877
- ISBN-13 : 978-4163909875
- 寸法 : 13.4 x 2.2 x 19.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 263,406位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月28日に日本でレビュー済み
めちゃくちゃ面白かった! ということはなかった。でも、不思議と悪く言う気になれない小説なのである。そんなに面白い奴じゃないけど、いい奴なんだよな、という感じ。直木賞を受賞したのも、そういう好もしさからではないか。
人形浄瑠璃の名作『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』の作者として知られる近松半二の生涯を描いている。文楽をテーマにした小説は、わりと珍しいのではないだろうか。語り口としては上方落語の雰囲気で、とても読みやすかった。
しかし、途中でちょっとだれる。長編小説でありながら、連作短編集のような書き方がされているためだろう。サクサクと読める代わりに、線の太い、うねるような物語性に乏しいと感じた。
解説では豊竹呂太夫師がなかなかよい文章を書いておられるが、わりと大事なネタバレがさらりとされている。本編より先に読んでしまったので、そのこともいささか興を削いでしまったのかもしれない。
人形浄瑠璃の名作『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』の作者として知られる近松半二の生涯を描いている。文楽をテーマにした小説は、わりと珍しいのではないだろうか。語り口としては上方落語の雰囲気で、とても読みやすかった。
しかし、途中でちょっとだれる。長編小説でありながら、連作短編集のような書き方がされているためだろう。サクサクと読める代わりに、線の太い、うねるような物語性に乏しいと感じた。
解説では豊竹呂太夫師がなかなかよい文章を書いておられるが、わりと大事なネタバレがさらりとされている。本編より先に読んでしまったので、そのこともいささか興を削いでしまったのかもしれない。
2021年12月2日に日本でレビュー済み
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大阪検定の題材になると知り、読んでみました。浄瑠璃は歴史の勉強でしか知りませんでしたが、実際に見たいと思うほど、江戸時代の道頓堀の浄瑠璃の華やかさを感じました。
2021年12月21日に日本でレビュー済み
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日本の古典芸能は難しいイメージや堅苦しさがあって、なかなか興味がわかなかったが、大阪ほんま本大賞受賞のこの作品を読んでみて、人間の役者より人間らしい表現をする人形操りというくだりに魅かれ、今、人形浄瑠璃文楽にハマっております。
2020年11月8日に日本でレビュー済み
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人形浄瑠璃の作者・近松半二を描いた小説。
直木賞受賞作で期待が膨らんでましたが、あまり響かなかった物語(人形浄瑠璃を見たことないから?)
つらつら書かれる関西弁の文章は、関西人の僕にとっては、すーっと馴染んで好きです。
直木賞受賞作で期待が膨らんでましたが、あまり響かなかった物語(人形浄瑠璃を見たことないから?)
つらつら書かれる関西弁の文章は、関西人の僕にとっては、すーっと馴染んで好きです。
2020年7月18日に日本でレビュー済み
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人形浄瑠璃(文楽)作者、近松半二の一代記。面白かった。地の文と会話文が溶け込むような独特の文体に始めはとまどったが、案外読みやすかった。
半二の人生の前半、妹背山に向かうピーク、そしてピークを超えたあとの晩年が、山なりのカーブで見えるようだった。
特に、ピークとなる妹背山婦女庭訓を書くあたりは、物書きとしての真骨頂であり、ぐいぐいと物語に引き込まれた。
浄瑠璃や歌舞伎の、過去から今までの様々な演目、お客さん、作者、演者ら何もかもが渦を巻いている。
その渦の中からお三輪が現れて、
常に貪欲な探究心を持って自分も面白くお客さんも喜ぶものを求め続ける半二に憑依して、妹背山婦女庭訓が出来上がったのだ。
私が初めて知って驚いたのは、
他で演じられたものを、別の作者がその人なりの工夫で書き直した物が、次々と人形浄瑠璃や歌舞伎の演目になっていったということだ。それがまさしく「渦」である。
現代では、新しい作品には独自性が要求され、似ている部分は盗作だと騒がれてしまうが、昔の感覚は全然違ったのだなと思った。
考えてみるとクラシック音楽でもそのようなことはよくあり、その方が自然なのかもしれない。
それまでに体験した様々な物事が自分の血肉となり、そこから音楽や文学などの作品を産み出す以上、過去の作品の影響なしに新作ができることはありえないのだろう。
半二の人生の前半、妹背山に向かうピーク、そしてピークを超えたあとの晩年が、山なりのカーブで見えるようだった。
特に、ピークとなる妹背山婦女庭訓を書くあたりは、物書きとしての真骨頂であり、ぐいぐいと物語に引き込まれた。
浄瑠璃や歌舞伎の、過去から今までの様々な演目、お客さん、作者、演者ら何もかもが渦を巻いている。
その渦の中からお三輪が現れて、
常に貪欲な探究心を持って自分も面白くお客さんも喜ぶものを求め続ける半二に憑依して、妹背山婦女庭訓が出来上がったのだ。
私が初めて知って驚いたのは、
他で演じられたものを、別の作者がその人なりの工夫で書き直した物が、次々と人形浄瑠璃や歌舞伎の演目になっていったということだ。それがまさしく「渦」である。
現代では、新しい作品には独自性が要求され、似ている部分は盗作だと騒がれてしまうが、昔の感覚は全然違ったのだなと思った。
考えてみるとクラシック音楽でもそのようなことはよくあり、その方が自然なのかもしれない。
それまでに体験した様々な物事が自分の血肉となり、そこから音楽や文学などの作品を産み出す以上、過去の作品の影響なしに新作ができることはありえないのだろう。
2021年9月22日に日本でレビュー済み
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書くという世界の創作を教えられた。展開速度が心地いい。楽しめる内容であった。しかし、本棚に収める本ではない
2019年8月16日に日本でレビュー済み
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全編関西弁で書かれており、関西人の私は読んでいて気持ちが入って行きました。
あの妹背山がこうして出来たのか?!と。
操浄瑠璃を見に行きたくなりなした。
あの妹背山がこうして出来たのか?!と。
操浄瑠璃を見に行きたくなりなした。